DIYで棚を作りたいという人は多くいます。
実は私の息子が何か作りたいというので廊下に置きたかった棚を一緒に作ることにしました。
もちろん私がほとんど設計し、息子は切ったり固定したり作業を少し手伝う程度でしたが、良い経験になったと思います。
以前息子用にプレゼントしたマキタの10.8Vのインパクトドライバーと電動ドリルドライバーがあったのでそれも使ってみましたので参考にしてみて下さい。
実際に教えている場面も少しありますのでまだDIYをはじめてない人も参考になるかもしれませんよ。
動画も数回に分けて解説しますが、棚を作るときにどうやってデザインを決めるか?などもネットやイラストソフトを使っているので真似してみて下さいね。
今回は杉とヒノキも使ったのでこのサイズなら強度も問題ありませんよ。
それでは棚の作り方ですが、棚と言っても色々作り方があります。
まずはデザインを決め、部材を揃えカットや削り、組み立て、塗装といった具合に数回に動画を分けて見ていきますね。
使った工具などもその都度解説していきます。
もくじ
まずはどんな形にするのか?
デザインなどを決めますがここで前に進めない人も多いです。
参考にしてみてくださいね。
まずは動画をご覧ください
今回作りたかったのは廊下の突き当りのちょっとしたスペースがあるのですがそこに収まるように設計しますが好きなサイズにして設計してみてくださいね。
まずデザインですが、1から考えようとするとワンパターン化に陥ります。
なのでまずはググって(Googleで検索)下さい。
検索をするときに「棚 木製」と検索し、画像検索をしてみます。
すると木製で作った棚の画像が出てきます。
画像から作れそうなデザインや簡単なものを探します。
でも木製の棚っていまいち代わり映えしないですよね。
そんなときは「棚 おしゃれ」で検索します。
すると色んな販売店の自称おしゃれな棚の画像が出てきます。
自分が気に入った画像で子供にも作れそうななるべく簡単なものを選びました。
⬇これ
構造はシンプルなので脚の部分を作ってしまえば組み立ては息子でもできそうな気がします。
色がツートンというのがおしゃれに感じます。
実際の商品は黒い部分が鉄なのでちょっと高価ですが鉄部分も木で作ってしまえば材料費も抑えることができますよ。
ということでこちらで図面を作っていきます。
これは「売る」という視点で見たときも有効な方法ですのでぜひ売る側の視点で探してみて下さいね。
発送時にもバラすと梱包が小さくなるような考慮もしておくと売りやすくなります。
チョイスした画像をもとに棚の図面を書きます。
図面と言っても手書きの簡単なもので大丈夫です。
おおよそのサイズ感と寸法がわかればOKです。
今回はこんな感じにしました。
この棚は壁に設置するので一番下のモール部分を欠いておくのを忘れないようにしておいて下さい。
イラストの画像の書き方はメール講座で解説していますので興味がある人は登録してみてくださいね。
図面が書けたら材料を揃えていきます。
私が使う材料は主にヒノキと杉ですが棚板はヒノキのほうが強いのでおすすめです。
厚みは20mmで幅は210mmですが乗せるものもそれほど重くないので全く問題ありません。
考慮するのはピッチも考えなければいけませんが実際の内寸は600mm程度なので結構な重量まで乗せることが可能です。
我が家のテレビ台20ミリの板厚手は長さは700mmほどのピッチですが50インチのテレビが乗ってますが全くしなりませんよ。
これで寸法が決まったら材料を揃えて制作に移ります。
動画をご覧ください
卓上スライド丸ノコは子供でも使えるので安心なんですがそれでも刃物なので注意点を解説します。
キックバックについては次の動画で解説しますが最も注意することは「切る前に必ず先に刃を回す」ということです。
材に刃が当たってから回すとキックバック起こすので注意してくださいね。
では枠材からカットしていきますが枠材は杉で、20×60ミリの材を使用します。
切ったときは奥までしっかり押し込み切残しに注意してください。
短いものの材を切るときはサシガネで長さを測ります。
では切ってみますが10歳の子でもはじめて切りましたが簡単にキレイに切れますね。
枠材は短い材がたくさん必要になるので同じ長さでカットしなければいけません。
そんなときはスライド丸ノコは便利です。
はじめに切った材はそのままバイスで固定しておき、次に切る材をあてがいます。
微妙な段差は指で触って確認してください。
材は固定できないので左手でしっかり押さえながら切ってください。
同じ要領で狭い材を6枚カットします。
だんだん慣れてきましたよ。
今度は枠材の縦の材をカットしますが長いのでメジャー(コンベックス)を使って測ります。
注意点はメジャーが斜めにならないように注意してください。
あとは先程と同じ要領でカットします。
次に棚の材(ヒノキ 20×210ミリ)も切っていきます。
なんかサマになってきました。
カットするときはスキマに注意してくださいね。
これでカットは終了です。
動画をご覧ください
スライド丸ノコは安全性の高い丸ノコですがキックバックが起こらないわけではありません。
今回の棚では部屋の巾木の避けるために脚の一番下を10ミリ欠いたのですがそれをスライド丸ノコでやりました。
加工は何回も丸ノコの刃を通すわけですが、やっているとだんだん材と刃が近くなっています。
で数回切ったところでキックバックを起こしたわけですが、原因は刃が回転していないうちに材に当ててしまい回転したことにあります。
必ず動画を見ておいてください。
同じ作業を繰り返し慣れてきたことにより段々刃が近づいてしまったんですね。
とにかく怪我がなくてよかったです。
必ず動画を見てキックバックがどうなるかを確認しておいてくださいね。
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動画をご覧ください
材のカットが終わったのでトリマーで面を取っていきます。
使ったのはRが5ミリの丸面(ボーズ面)ビットになります。
トリマーについてはこちらもご覧ください。
トリマーのコツはまずは小端立てて木口から加工します。
乗る面積も狭いので同じ材があるなら重ねてやったほうがササクレもなくなりますよ。
さて息子にやってもらいますが、体が小さいのでフラフラしてちょっと難しいですね。
はじめは材をしっかり固定しておいてベースを左手で押さえると良いですね。
7:00あたりからコツを紹介しているので動画で確認しておいてくださいね。
杉は柔らかいので木口がボソボソになりやすいです。
なのでサンダーで仕上げるときに#120~#180ぐらいでやってみてくださいね。
動画をご覧ください
R加工が済んだらサンダーで削っていきます。
普段ならオービタルサンダーを使いますが息子では力がないのでB&Dのマウスサンダーを使ってみます。
サンダーでR加工した面をサンディングするときは1方向にならないようRに沿って削ってくださいね。
#240で仕上げていきますがB&Dのマウスサンダーは専用のペーパーの物がいいのでぜひ使ってくださいね。
ここではマウスサンダーを使いましたがSK11のパームサンダーのほうが個人的にはおすすめです。
サンダーは使って覚えるしかないので動画をみてとにかく真似をしてみてくださいね。
最終的には少し慣れてきましたよ。
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動画をご覧ください
今回は息子に買ってあげたマキタのコンボキットCK1006を授与しましたのでインパクトと電動ドリルで組み上げていきます。
組み上げる前に枠材の巾木が当たる部分を加工しますが2回目の補足で見せたキックバックはこのときになりました。
まずは墨付けをします。
スライド丸ノコで何回もノコを通します。
ノコを入れたら金槌で叩いて砕きます。
ノミで平らにします。
前回使ったサンダーで仕上げますが・・・
ちょっと平が出てないです。まあ見えないからいいでしょう。
加工が済んだら組み立てていきますがこんな感じにします。
4本一気に墨付けをするのでクランプで重ねてサシガネで墨付けをします。
まずは一番上の材を固定していきます。
長い材を立たせたいときは馬を使ってクランプで固定して立たせると便利です。
埋木をするので10ミリの竹用ビットで埋木用の穴を開けます。
下穴を開けるのでとにかく真っ直ぐあけることに注意してください。
使った埋木用のドリルと下穴錐はこちらになります。
下穴錐はこちらも参考になるので見ておいてください。
ビスで固定していきますがインパクトは外れやすいのでしっかり押さえましょう。
上の板を止めたら段々に下の材を固定しくので墨線に合わせしっかり決めクランプで固定します。
固定は埋木の穴をあけ、下穴、ビスの順で固定していきます。
埋木をして枠材の組み立ては完了です。
動画をご覧ください
これで最後の動画になりますが、前回までで枠材を組み上げました。
まだ棚板を削ってなかったのでトリマーで面を取ります。
E-Valueのトリマーを使ったのですがやはりちょっと重たかったみたいですね。
サンダーも大きなオービタルサンダーを使いましたが何とか。。。
仕上げたら棚板の裏面に墨付けをします。
端から20mm程度のところにしましたがお好みでOKです。
一番上にはきれいな材が来るようにしましょう。
固定するときは馬を上手に使って乗せます。
枠のスキマが狭かったので10.8Vの電動ドリルが入りませんでした。
なので私のヘッド部分の小さいインパクトを使用しました。
以前紹介したアングルインパクトがあるといいですね。
皿取錐で穴を開けたら30mmのスリムネジで固定します。
縦2点だと横ブレの強度が低いので横方向にもビスで固定します。
これを残りの2段組み立てますが馬を使うと便利で簡単です。
同じように3段固定したら組み立て完了です。
一応これで完成ということでちょっと使っていたのですが花を飾っていたら水をこぼしました。
シミになったのでくるみ油を塗ることにしました。
くるみ油はムラになりづらく簡単です。
水も弾くのでぜひ塗ってみてくださいね。
ブライワックスを塗ったこところにもくるみ油を塗っておきました。
あれ?ブライワックス塗った動画ってどうしたんだっけ?
動画を公開後気付いたのですがブライワックスを塗った動画が抜けていました。
どうやら撮り忘れていたようなのでまたブライワックスの塗り方みたいな動画を配信しますね。
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