もくじ
SK11のくろ+90PとHiKOKIの黒鯱45Pを見てチップソーの性質の違いについて考えていきたいと思います。
まずは動画をご覧ください
◆SK11 くろ+ 165×90P
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◆SK11 くろ+ 165×72P
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◆HiKOKI 黒鯱 165×45P
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今回の動画は比較というより、性質の違いを知ってもらおうかなと。
ちなみに全く違い別物です。
そもそも私がなんでキレ肌の美しさにこだわっているのかというと、家具を作るからです。
なので刃数の多いものが基本的に切れ味に関わってくるのでくろ+90Pがダントツでキレイでした。
家具作りには欠かせないしあとの作業の時間にかかってきます。
一般的には165mmのチップソーだと52P~72P程度が一般的なので90Pというとすごく多いんですね。
ただ弊害も出てきます。
刃数が多いと抵抗が増えて進みが悪くなり縦引きに向かないというデメリットもあります。
ですが刃数が少ないものに出せない絶対的な木口の美しさがあります。
なので反対に刃数が少ないと抵抗が少なくなり熱を持ちにくく寿命も長くなるというメリットがありますが切れ味が劣るということですね。
今度はHiKOKIの黒鯱45Pを見ていきましょう。
HiKOKIは基本大工さんがメインのお客さんになります。
市場も大きいし、単価も高いので当然プロ機を目指して作っていきます。
ではなぜ45Pなのか?
私の推測ですが大工さんの仕事は木の木口がまず見えません。
私の家はふんだんに木を使っていますが木口の断面が見える場所は特殊なカウンターとか飾り棚ぐらいです。
ということは大工さんに90Pの切れ味って必要ないんです。
しかも刃数が多いと抵抗が大きくなり寿命も短くなるのは当然です。
なので根本的に比べることが間違っているんですね。
でもその違いを知っていたらリフォームがメインなら黒鯱で家具がメインならくろ+ということになります。
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ではその考えを踏まえた上で切り比べをしてみましょう。
切ったのは杉の45×105mmの材ですが一般的に考えるとかなり厚い材で、軟らかいのでキレイに切るのは難しくなります。
ただ軟らかいので抵抗の差はあまり感じなかったですがやや黒鯱のほうが軽かったですね。
切れ味はさすがくろ+で夏目まで美しく切れてます。
もちろん細かいところを見ると差はありますが普通に使う分には十分キレイですね!
以前切ったくろ+72Pも比べてみましたがやはり黒鯱よりも72Pの方が切れが良かったですね。
値段を考えると72Pは2,500円程度なのでこれぐらいがコスパもいいと思います。
今度は硬いアパを切ってみます。
硬い材だとよくわかりますがくろ+だ抵抗が大きく短い材だと動いてしまいます。
黒鯱は抵抗が少ないので材が動くことなく切ることが可能です。
断面を見るとくろ+90Pの方がやや艶がありました。
最後に杉の30mmの材を縦引きしてみました。
やはり縦引きになると刃数の少ないほうが有利になってきます。
黒鯱はスパスパ進んで行きましたがくろ+90Pは抵抗が大きかったですね。
でも切れ味はくろ+90Pの方が良かったです。
ということで結果を見ても使用する用途で全く変わってきます。
このチャンネルは【DIY家具教室】なので家具に特化しています。
なので私は木口の切れ味を重視してきました。
なのでもし自分のやっている作業が家具づくりや木工寄りで木口が見えるなと思えばくろ+(72PでOKで)大工寄りだと思ったら黒鯱をチョイスすれば良いですよ。
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