今回はウッドデッキの塗装にキシラデコール水性を塗ってみます。
というのも以前の動画でDIYで作って4年経ったウッドデッキにキシラデコール油性を塗りました。
お盆休みの暑いときなので乾きが早かったという利点はあったかもしれませんが塗りやすくムラにもなりにくいのでキシラデコール油性はおすすめできると思いました。
しかし、油性には若干の弱点があります。
それは匂いと洗いにくさです。
匂いは想像通りの石油臭で、私は嫌いではないですがさすがに長時間ではキツくもなってきます。
ご近所の家が近ければためらいますよね。
洗うにも薄め液で洗うのは結構面倒出し、ただではないのでガンガン使えるわけではありません。
そうなると選択肢に上がるのがキシラデコール水性なんですが私のイメージだと油性のほうが耐水性が強く浸水性も高いと思っていました。
水で洗えるってなんか水に弱そうな印象ですが、最近の水性ってかなり進化しているらしんですよ。
しかもそこは最も良い商品を作るキシラデコールなので水性でもかなり期待できるのかもしれません。
キシラデコール水性が良ければ水で洗えるので油性のような薄め液も必要ないので節約にもなります。
ということで前回のウッドデッキには踏み台が3つあったのでこの踏み台の一つをキシラデコール水性で塗ってみたいと思います。
塗りやすさや匂いなどの違いもわかるし、浸水性も比べてみたいと思います。
前回の油性キシラデコールで塗った記事を見ていない場合はこちらを見てください
参考記事(動画付き)
ウッドデッキの塗装のおすすめは?4年後キシラデコール(油性)に塗り替えたときの注意点や塗り方などを解説します
もくじ
キシラデコールと言ってもパッケージが色々ある気がしませんか?
実は業務用とホームセンター用で違ったりするのでちょっとややこしいですよね。
コランゾンとか安らぎとかもあるので更にややこしくなりますが結構特殊なので普通のもので大丈夫です。
水性も大きく「水性」と明記してないので若干わかりにくいですが森の中に屋外テーブルの写真が水性です。
水性は業務用がないのでパッケージはこれ1つで「キシラデコール エクステリアS」と書いてあるのでそれを目安にしてください。
それでは細部の違いなどを見ていきましょう。
前回は4Lのキシラデコール油性を使いましたが今回は1.6Lの水性を使いました。
なので1.6Lで見ていこうと思います。
色は今回塗ったウォールナットです。
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Amazonの値段を見てみると水性のほうが油性より値段設定が高めですね。
1.6Lだと1,200円ほど違うのでこれは結構大きいですね。
ただ水性は薄め液が必要ないし扱いも楽ですなので他の違いも見ていきましょう!
水性にする一番の理由は匂いかもしれません。
実際に水性の嗅いでみるとあまり良い匂いではありませんがキツさ自体は油性より水性のほうがかなり少ないですね。
今回は部屋の中で塗りましたがそれほど気にならなかったし中毒になるような感じではありません。
※必ず換気して塗装してください
こういった塗料では近所迷惑にもつながるのでお隣さんとトラブルになりたくない人は水性が良いかもしれませんね。
実際に塗ってみた感じですが、水性は若干さらっとしているようで油性のほうが塗りやすいかなと感じました。
しかしほとんど差はないのでそれほど気にするレベルではないと思います。
比べたらわかるかもという程度です。
水で洗える水性のほうがジャバジャバ使えるのが楽ですね。
薄め液だとそうはいきません。
手についても簡単に取れますが、ちょっとでも乾くと油っぽく取れなくなるので早めに洗ってくださいね。
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それでは実際に塗ってみて確かめましょう。
前回のおさらいになりますが必要なものはこれです。
私が使ったのとなるべく同じ物のリンクを貼っておきましたが、特に決まりはないので似たようなものがあれば良いと思います。
ウッドデッキにローラーバケは不向きかなと思いますが塗れないことはないので何でもOKですが刷毛だとムラになりやすいです。
・ペーパー
手ではさすがにエライのでサンダーを使ったほうが良いです。
ちょっと荒いですがウッドデッキなら#120が良いと思います。
目詰まりの少ないポリネットシートがオススメ。
・コテバケ
ウッドデッキには最適です。
幅も150と200ミリ用があるし、刷毛部分だけのスペアもあるので経済的です。
・隙間用ベンダー
私はホームセンターで買ったので片面しかありませんでしたがこちらは両面になるので塗りやすいと思います。
毛の長さもいろいろあるようですね。
・刷毛
補助的なものなので何でも良いと思います。
100均でもいいんじゃないかな。
・バケツなど
取手があると持ちながら塗れるのでオススメ。
内容液用のポリがあると色で分けたり、油性・水性で分けたり使い捨て感覚で捨てたりできるで楽です。
これはしごき網付きでお得。
塗り直しには必ずサンダーで古い塗料やササクレなどをしっかり除去しなければいけません。
おすすめはポリネットシートの#120です。
スキマに入った砂や土なども腐りの原因になるのでできれば化粧板は外して掃除してください。
全体がなめらかになればOKです。
サンダーで削ることで刷毛の滑りや塗りやすさも良くなります。
この踏み台を作ったときは普通のコーススレッドで組み立てました。
しかし4年経つとコーススレッドは錆びてしまいます。
ワカイのウッドデッキ専用の鉄スレンダービスに交換します。
スレンダービスはこちらの記事が参考になります。
参考記事(動画付き)
ウッドデッキのビスのおすすめは?wakai(わかい)スレンダービスが最適!
キシラデコールだけではなく塗装全般どれもそうですがとにかくかき混ぜることが大切なので開ける前によく降ってくださいね。
缶を開けていきますが、コツはマイナスドライバーなどで隅をこじりながらクルクル回していき徐々に開けていきます。
一気に開けるとグニャッとなりますよ。
開けたら端材や木切れで底をかき混ぜまフタをしてまた良く振ります。
途中で塗料を足すときも良く混ぜてくださいね。
では塗っていきますがまずはベンダーでスキマを塗っていきます。
スキマは8~10mmほどあったほうが良いのでウッドデッキを作るときの参考にしてみてください。
スキマが塗れたらベンダーは洗いましょう。
ペットボトルをカットして水をいれ付けておくと良いです。
コテバケで全体を塗っていきます。
コテバケの上半分ぐらいに浸ししてバケツの腹で押さえて絞ります。
ただ木が良く塗料を吸うのでカスカスになってしまうので割と多めに付けてそれを均等に伸ばすイメージです。
1回目はそれほどしっかり塗ることを考えず伸ばして薄く塗るのが良いと思います。
全体がムラなく塗れたら30分ほど乾かし2回目を塗りますが表面が濡れた感じでなければ塗っても大丈夫です。
水性のほうが若干乾きが悪いので心配なら外で1時間ほど置いておけば良いです。
乾いたら2回目の塗装に入りますが、縁の部分と板の部分の境目はムラになりやすいでの分けて塗ったほうが良いです。
今回は先に縁を塗りました。
板を塗っていきますが2回目は塗料のノリもいいしコテバケもキレイに進みます。
一度伸ばしたらコテバケを止めずに一気に塗るとムラになりにくいです。
もしムラになったり気になる部分があるなら3回目を塗ったり気になった板だけを塗り直せばいいですよ。
これで塗装は完了なので乾かしますが実際に靴で踏むのは最低でも24時間以上、できれば2日間ほど放置しておいたほうが良いかもしれません。
塗り終わったら余った塗料はゴミなど混入していなければ缶に戻します。
少し残ったものは新聞紙などを使って拭き取ってください。
コテバケもある程度新聞紙に塗って取っておくと良いです。
今回使用したようなポリバケツなどは使い捨て感覚で捨てちゃっても良いです。
新聞紙などは袋に入れて燃えるゴミで捨てましょう。
あとは水でしっかり洗ってください。
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今回は水性と油性の違いなので塗ったときの色味の違いを見ていきます。
水性は塗ったときと乾いたときの色がかなり違います。
でも乾くと油性のウォールナットと良く似た色になりました。
油性と水性を合わせて塗ることはありませんがこれだけ近い色を出すのは技術が高いからだと思います。
並べると若干の濃さは違いますがこれが水性と油性の違いなのか、塗った厚みの違いなのかはわかりませんが色は良く似ています。
塗装後2週間ほど経ったので実際に水をかけて浸水性を見てみました。
どちらも良く弾くしこれだけだと大きな差はないと思います。
また数年後塗装をし直すときに確認したいと思います。
それでは実際に塗装した動画を見てくださいね。
今回水性キシラデコールエクステリアSを塗ってみましたが、油性との違いは
・水性は若干高価
・水性は匂いが少ない
・水性は水で洗えて楽でコストもかからない
・塗やすさは水性も油性もさほど変わりなく塗りやすい
・浸水性も違いがわからない程度
という点からみて水性は値段以外は同等もしくは勝っている部分が多いです。
特に匂いや水で洗えることは最大のメリットではないでしょうか。
参考にしてみてください。
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