Sponsord Link
丸ノコをはじめたい人向けになります。
実際に丸ノコを買ったら何をしないといけないでしょうか?
角度調整や並行調整、ブレの確認、切り欠き調整など色々あるんです。
準備編となりますが、基本的なことなので知っている人は飛ばしちゃってくださいね。
丸ノコを買ったら最初にやることを解説していきますがまだ丸ノコを持っていない人は前回の記事で1・2の動画を配信し、丸ノコの選び方や自分にあったスタイルの丸ノコの話をしたのでまだ見ていない人は見ておいてください。
関連記事
はじめての丸ノコにおすすめの機種は?予算とスタイルで決めよう!【DIY入門】
●丸ノコを購入したらはじめにやること
まずは動画をご覧ください■刃のブレを確認
選ぶ丸ノコによって違いますが安いものだと刃のブレが出ていることがあります。
まずは回してみて回転させ刃のブレがないか確認しましょう。
丸ノコの刃のブレについてはハイコーキの「FC6MA3」の記事(動画あり)を見てくださいね。
参考記事 カミヤおすすめ日立(ハイコーキ)の丸ノコ【FC6MA3】がモデルチェンジして改善した3つの機能とは Amazonで買った丸ノコの返品のやり方!ハイコーキのFC6MAを返品してみた 今回使った丸ノコはこちら
「FC6MA3」。
Amazon 楽天 ■垂直方向の角度 90度の確認設定
ここからの作業は電源プラグを必ず抜いてください。
刃が見えるように安全カバーも開けて固定します。
スコヤを使って90度を確認します。
このときサシガネでも測れないことはないですが精度が低くなるのでスコヤを使ってください。
注意点はチップソーには「あさり」があるのでない部分を測ってくださいね。
参考記事 【DIY入門】木工をはじめたら必ず欲しい道具「スコヤ」を解説 調整は角度を保持するノブを回し緩めてからイモネジを回して出具合を微調整します。
このときはヘキサゴンレンチを時計の針に見立てて回します。
15分なら1/4、1時間なら1周ですね。
会員さんから実際に調整する様子を細かく解説して欲しいとのご要望があったので動画にて詳しく解説してみました。
丸ノコの垂直調整方法の動画 ■刃の並行確認と調整
刃の入り口と出口のベースからの巾を測ります。
調整機能月のものは調整出来ますが、FC6MA3では出来ないのでもし大幅ズレていたら返品しましょう。
上位モデルは調整用のネジがあります。
■試し切りで90度を確認
問題なければ試し切りをしてみましょう。
初めて使う人はまず材の上でノコは回転させずに滑らしてみましょう。
ガタがなく滑らせることができれば大丈夫です。
では切っていきますが絶対に丸ノコの真後ろに立たず、脚は少し横へ引いておきましょう。
材の安定が悪いときはクランプ等で止めておいてください。
刃の出具合を5~10ミリ程度に調整しカットしていきます。
ゆっくりでOK、ガイドにしっかりくっついているか確認しながらカットします。
モーターの中心(刃の中心)が材を通り抜けたら必ずカット出来ているので刃と進行を止めましょう。
ガタつかずカットが出来たらOKです。
スコヤで90度を測って90度が出ていれば問題ありません。
カット時にガタツキが不安な場合は数回切ってみて確認してみてください。
Sponsord Link
■切り欠きの調整
試し切りをしたらガイドをそのままでもう一度同じ場所に丸ノコをおいてみてください。
その時ベースの先端にある切り欠きを合わせて見ましょう。
ここが材の端ぴったりに来るよう切り欠きのネジを緩めずらしてください。
ただし開くまで目安なので実際は横から見て刃の当たる場所を確認したほうが良いと思います。
■並行ガイドに材を打っておく
並行ガイドは私はあまり使いませんが、ホゾを作ったりする時に使います。
付属の平行ガイドは巾が狭いので余った材を打ち付けておきましょう。
切るものによって高さを低くしたり、精度を上げるため広くしたりしますが、用途に合わせて作ってくだください。
そのとき鉄板が相手なので接地面がフラットな鍋ビスやトラスタッピングビスを使用しましょう。
平行ガイドについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
平行ガイドの動画はこちら ■カーボンブラシ
ここはそれほど重要では無いのですが一応カーボンブラシの場所を確認しておきましょう。
モーターを両側から挟むような位置にあります。
マイナスドライバーを回すとバネのついた石のようなものが入っています。
もし中古で購入した丸ノコであれば確認しておいてほうが良いかも知れません。
購入の際はカタログや説明書をみて探しましょう。
■チップソーの交換
刃の交換は回転防止レバーを押しながら中心のネジを緩め交換します。
参考記事 丸鋸刃の交換時の回転方向など注意点は?交換時期はいつ?種類や厚み刃数などを解説!DIY初級編4 ■丸ノコの置き方
丸ノコの置き方についてですが、基本は床や作業台にカバーを下にそっと置いておけば良いです。
あとは角材などに刃が外れるように置いても良いですね。
次回以降で簡単に作れるようなものを作りましょうかね。
Sponsord Link
●追記:はじめての丸ノコ6 垂直方向の誤差を確認
まずは動画をご覧ください 丸ノコを買ったら確認しておきたいことがもう一つあります。
稀に丸ノコの深さ調整で下ろしたときと上げたときの誤差が出ることがあります。
理由はレースの歪ですがはじめから曲がっていることもあるし、経年劣化で曲がってしまうこともあります。
フラッグシップ機だと作りが頑丈なのでそれほど心配はありませんが1万円いかの丸ノコだと確認しておいたほうが良いです。
いつもおすすめしているFC6MA3も稀にハズレがあるので確認はしておいてください。
確認方法は簡単ですがある程度用意が必要です。
■必要なもの
・木材 幅は狭くてよいがある程度長さが必要です。
・丸ノコガイド タジマのコンパクトなものやシンワのエルアングル、自作で作ったガイドなど用意してください。
・クランプ クイックバークランプなど丸ノコガイドを固定するのに必要です。
■垂直誤差確認方法
馬や作業台を使いますが下まで切るので端から数cm出すようにしてください。
クランプで材と丸ノコガイドを固定します。
今回は馬と一緒に固定しました。
次に丸ノコの刃を2~3mm出します。
ガイドに添わせて材に切り込みを入れます。
このときスキマが開かないように注意しながらゆっくり切ります。
ある程度進んだら止め今度はノコ刃を一番下まで下ろします。
先程の切込みの途中までで良いので重ねて切ってください。
途中で止め切り口を確認してください。
今回は殆ど誤差はありません。
しかし斜めから見るとわずかに段差があるのがわかります。
これぐらいなら全く問題ありません。
もしこの差が大きいようであれば上げ下げのレールが曲がっているかもしれません。
薄いタイプだと経年劣化やヒットした歪みも出るので注意してください。
もし初期不良で曲がっているなら早急に返品しましょう。
長く使っていたら金物屋やホームセンターに修理を出すことも考えてください。
こうなるとマキタやHiKOKIなど国内メーカーのものが安心ですね。
●最後に
今回は丸ノコの準備編として丸ノコを買ったらやっておくべきことを動画にしてみました。
基本的なことですが、せっかくの丸ノコも直角の調整や並行の調整が出ていないと意味がありません。
正しい知識を持って使いこなしましょう。
Sponsord Link
いつもブログを読んでいただいてありがとうございます。
記事があなたのお役にたったらポチっと応援して頂けると励みになります!
↓↓↓クリックをお願いします↓↓↓
人気ブログランキング
コメントフォーム